腎臓に関する血液検査についてご紹介|じぶんからだクラブ【公式】

腎臓に関する検査

クレアチニンってなんですか?

筋肉内でエネルギーを蓄えているクレアチンという物質が代謝された老廃物です。クレアチニンは腎臓でろ過されて尿に捨てられますが、腎臓の機能が低下していると血液中に残り、数値が高くなります。通常、食事の影響は受けませんが、大量に肉を食べると数値が上がることがあります。

クレアチニンは筋肉量に比例するので、筋肉量が多い男性の方が女性に比べ数値は高くなります。

尿素窒素ってなんですか?

たんぱく質が分解されてできる物質です。たんぱく質は分解されるとアンモニアという人体に有害な物質になりますが、肝臓はこれを無害な尿素窒素に変え、腎臓から排泄されます。
肝臓の機能が低いと、たんぱく質から尿素窒素への変換がうまくいかなくなるため数値が低下します。また、腎臓の機能が低いと尿素窒素が血液中に残るため数値は高くなります。
尿素窒素は直前に食べたものや運動などの影響を受けます。

検査結果について

クレアチニンと尿素窒素はたんぱく質の老廃物で、腎臓から排出されます。腎機能が低下するとうまく排泄されず、血液中に増えるため数値が高くなります。

これらの数値が高いと、腎機能が低下し、血液をろ過してきれいにする作用が十分に行われていないことをあらわしています。

この数値が低い/高いと?

  • クレアチニン

    • 低値

      筋ジストロフィー、多尿(尿崩症)など

    • 高値

      腎不全や腎炎などの腎臓病、尿路の閉塞など

  • 尿素窒素

    • 低値

      肝機能低下など

    • 高値

      腎不全や腎炎などの腎臓病

〈 知っておきたい疾患 〉
慢性腎臓病(CKD)

慢性腎臓病(CKD)とは腎臓の働きが慢性的に低下していく病気で、放置すると末期腎不全となり人工透析や腎移植が必要となります。CKDは生活習慣病(高血圧、糖尿病など)や、メタボリックシンドロームと関連があり、心臓病や脳卒中などの心血管疾患にもなりやすいことが明らかになっています。CKDは初期には自覚症状がほとんどありませんが、腎臓の機能が低下し続けると夜間尿、むくみ、貧血などの症状があらわれます。

  • 関連サプリメント(むくみを改善)
    γ-トコフェロール、メリロートなど

※ 関連サプリメント/関連市販薬について
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