【メディカルダイエット】の口コミを現役診療放射線、医療情報技師が徹底解説!

メディカルダイエットとは、医薬品を用いた近年SNSで注目されているダイエット方法です。 服用する代表的な医薬品としてGLP-1受容体作動薬が最もメジャーになっています。

実際にメディカルダイエットを試している人々の口コミをあつめました。

この記事では、経験者の口コミを交えながら、メリット、デメリットを徹底解説します

メディカルダイエットを試してみたいと考えている方々にとって、参考になる情報となるでしょう。

メディカルダイエットのクリニック3選

1.メディカルダイエットとは

メディカルダイエットについて詳しく紹介していきます。

メディカルダイエットの概要

メディカルダイエットは医学的に根拠があるとされるダイエット方法の総称です。一つの方法だけではありません。医薬品(飲み薬、注射薬)を用いたダイエット法や脂肪分解注射、脂肪吸引を使用した痩身もメディカルダイエットと呼ばれます。 メディカルダイエットで最もメジャーな方法がGLP-1受容体作動薬を服用する方法です。GLP-1受容体作動薬は2型糖尿病の治療目的で処方されている医薬品になります。

2型糖尿病は、高血糖(血糖値の上昇)が特徴の慢性的な疾患であり、 インスリンの効果が低下し、十分な量のインスリンを生成できない状態です。 主に成人に発症し、肥満や運動不足により発症のリスクを増加。 放置すると心血管疾患や神経障害などの合併症が生じる可能性があります。

肥満が発症の原因になることが多く、FDA(Food and Drug Administration:アメリカ食品医薬品局)ではGLP-1受容体作動薬は肥満療法として承認されています(日本では2型糖尿治療のみ承認)。

つまり、メディカルダイエットは医療機関で医師による医療行為として行われる肥満療法のことです。

2.メディカルダイエットのメリット・デメリット

2.メディカルダイエットのメリット・デメリット

メディカルダイエットのメリットや、効果・デメリット、副作用について詳しくお伝えしていきます。

メディカルダイエットのメリット

メディカルダイエットのメリットは、比較的早い効果の実感と無理なく体重を維持できる点です。

メディカルダイエット自体も数種類の方法があります。 今注目されているGLP-1受容体作動薬は、医薬品の糖尿病治療薬を服用で行うことができるのです。

医薬品の服用だけというのは大きなメリットです。

メディカルダイエットの効果

メディカルダイエットは効果を実感するまでの期間が比較的短いのも特徴ですね。 筋トレ系の体を使うダイエットを行ったことがある方には効果を感じるまでの期間に驚くでしょう。

 

GLP-1受容体作動薬の代表例である「リベルサス」を例にします。 初めは3mgという小さな規格での服用から始めます。 3ヶ月程度で痩身効果、体重の減少効果を実感される方が多いです。

※リベルサスの副作用

副作用で主にみられるものは、吐き気、胸やけ、下痢などの胃腸障害ですが内服継続をすることで、それらの症状は緩和していきます。

一般的には問題なく服用いただける方がほとんどです。

※もし症状が辛い場合は使用を中止し、担当の医師にご相談ください。

メディカルダイエットのデメリットや副作用

自由診療のなるため費用が高くなる

日本ではGLP-1受容体作動薬はあくまでも2型糖尿病の治療として承認されていますが、肥満療法では承認されていないために社会保険を使うことができません。自由診療となり3割負担が使えないために医療費が高くなってしまいます。

副作用

こちらでもGLP-1受容体作動薬の副作用を中心に説明します。

最も多い副作用が寒気(悪心)、下痢です。そして、食欲減退、頭痛、嘔吐など医薬品で比較的多く発生する副作用があります。 GLP-1受容体作動薬に特徴的な重篤な副作用が低血糖、急性膵炎、胆嚢炎胆管炎です。 これらの重篤な副作用は命の危険もありえるので注意が必要です。

メディカルダイエットで覚えていてほしいこと

おそらく、メディカルダイエットを行う際には、誰もが話題にしない重要な注意点があります。留意していただきたい事柄があります。私自身が診療放射線技師だからこそお話できることです。

メディカルダイエットでは、「メトホルミン」という飲み薬が使用されることもあります。これはビグアナイド系という糖尿病薬であり、ヨード造影剤と呼ばれる薬を使用した検査、特に造影CT検査においては、非常に注意が必要です。

ヨード造影剤を使用した際には、「造影剤腎症」という、一時的に腎臓の機能が低下する病態が発生することがあります。造影剤腎症を発症した際に、ビグアナイド系糖尿病薬を服用すると、乳酸アシドーシスという致命的な病気の発症リスクが高まる可能性があることに注意が必要です。

そのため、造影CT検査を行う前には、患者に同意書を提出しています。同意書の多くには、「糖尿病薬を服用していますか?」という質問が含まれているはずです。メディカルダイエットを実施している場合でも、医薬品は糖尿病薬であることから、必ずこの点を記載してください。

特に、ビグアナイド系糖尿病薬の場合は、非常に慎重に対応する必要があります。ご注意ください。

公益社団法人 日本医学放射線学会より

http://www.radiology.jp/member_info/safty/20210302_01.html

 

3.メディカルダイエットに関する口コミ

3.メディカルダイエットに関する口コミ

実際にSNSで投稿されているメディカルダイエットの口コミを紹介します。

よい口コミ5件

 
 
 
 
 
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Rara医療ダイエット(@rara_medical.diet)がシェアした投稿

よい口コミをまとめてみました。

  • 目標体重まで順調
  • 約17キロものお肉をしょって歩いてたなんて、驚き
  • 精神的にも肉体的にもとっても救われています
  • 痩せたらこんなに変わる
  • 何も努力してない
たかひろ
たかひろ
圧倒的によい口コミが多かった印象です。ほとんどの方が体重の減少による効果を実感しています。多少の副作用も体重の減少を目の前にしたらがんばれるようです。 Instagramの方が画像も多く、お腹が凹んだ映え写メが多い。一方、X(旧Twitter)はコメントが多い分率直な意見を探しやすかったです。
 

悪い口コミ3件

 
 
 
 
 
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糖尿病診療 西井医院(@nishii.hospital)がシェアした投稿

悪い口コミまとめました

  • 停滞期があるようです
  • 家から出られないくらい、何度も吐いちゃった
  • 重症な副作用がある
たかひろ
たかひろ
GLP-1受容体作動薬により食欲が減退するものの、食べないと吐き気が酷くなりつらくなるという口コミもちらほら。また、家族に内緒でメディカルダイエットを実践した際に食欲が減退するとかなり心配されることがあるようです。きちんと正常だと話をして少量でも食事をすることが大事です。
 

\医師監修のおすすめのクリニック/

おすすめのクリニック比較

4.メディカルダイエットの種類

4.メディカルダイエットの種類
メディカルダイエットにはどのような種類があるか比較してみました。
 

GLP-1受容体作動薬

(リベルサス)

GLP-1受容体作動薬

(注射薬)

リパーゼ阻害薬

SGLT阻害薬

食欲抑制剤

脂肪吸引

説明

食欲を減退させる。

脂肪燃焼効果あり。

食欲を減退させる。

脂肪燃焼効果あり。

脂質の吸収を抑える

糖分を尿により

体外に排出する薬効のある

糖尿病治療薬

食欲を抑える

外科的に体内脂肪を除去

費用

(診察料別)

1万円前後(規格3mgの場合)

2万円前後

1万円前後

2万円前後診察料別

2万円前後

高額

期間

早い方で3ヶ月程度~

最低でも2ヶ月は継続

早い方で1ヶ月程度~

数か月は継続必要

早い方で1ヶ月程度~

施術直後~

メリット

食欲抑制が期待

食欲抑制が期待

リパーゼ阻害薬

食事量を変えることなく、

カロリーカット

食欲が抑えられて

摂取カロリーを調整

物理的に脂肪がなくなるため、

はっきりとした

痩身効果が得られる

デメリット

下痢、便秘、吐き気、重症膵炎

注射による痛み

下痢

頻尿になる

喉が乾きやすくなる

空腹感を感じる

喉が乾きやすくなる

便秘

外科的治療のため高額

※リベルサスの副作用

副作用で主にみられるものは、吐き気、胸やけ、下痢などの胃腸障害ですが内服継続をすることで、それらの症状は緩和していきます。

一般的には問題なく服用いただける方がほとんどです。

※もし症状が辛い場合は使用を中止し、担当の医師にご相談ください。

それぞれ期間やメリット、デメリットがあるので比較しながら検討してみたください!

5.メディカルダイエットが受診できるクリニックの選び方

5.メディカルダイエットが受診できるクリニックの選び方

メディカルダイエットが可能なクリニックは限られています。糖尿病の医薬品を使用することが多いのですが、内科系病院に行っても殆どの場合は門前払いされます。 痩身も絡んでいるので、美容整形外科が多く取り扱っています。最近ではオンライン診療も進んでいます。

薬の種類

  • GLP-1受容体作動薬(リベルサス)
  • GLP-1受容体作動薬(注射薬)
  • リパーゼ阻害薬
  • SGLT阻害薬
  • 食欲抑制剤

予算

メディカルダイエットは医療機関、病院の診察が必ず必要になります。 そのために病院によって初診料が異なります。検査の種類によって、診察料が異なってきます。薬は厚生労働省が毎年書いている薬価という価格が決まっています。 しかし、メディカルダイエット自由診療となります。予算としては1万円から3万円必要で、継続することでより費用が必要となります。

万が一の場合の保証はあるか

GLP-1受容体作動薬(リベルサス)などの医薬品の返金保証は無いクリニックが多いです。私が調べた5つの医療機関でも返金保証はありませんでした。

命の危険が伴う副作用に関しては診察の中で説明されることがほとんどです。医療機関寄っては同意書の必要性もありますので、内容は熟読をおすすめします。

6.メディカルダイエットの診療の流れ

6.メディカルダイエットの診療の流れ

オンライン診療と対面診療では、診察の流れが異なります。

オンライン診療の流れ

1. WEB診察予約
2. オンライン診察
3. 医薬品の宅配

処方が簡便で早く始められそうです。平日は仕事をしている方はオンライン診療を選ぶ方が多いようです。血液検査が行われないため、危険性を感じることもあります。医薬品を扱う場合、血液検査を受けることをおすすめします。

対面診療(オフライン)の流れ

1. WEB診察予約、電話予約
2. 診察
3. 血液検査・尿検査
4. 医薬品の宅配

対面診察は移動が必要であり、予約時間に診察できる可能性は低いかもしれませんが、血液検査や尿検査が含まれるため、非常に有益です。糖尿病薬を服用する際には、元気な方でも血液検査を受けることをおすすめします。

以上、診療の方法やおすすめの点について述べました。

7.まとめ

メディカルダイエットのメリットデメリット

この記事では、SNSで話題のダイエット法「メディカルダイエット」の口コミや評判を紹介しました。

良い口コミでは、ダイエットや痩身の効果を実感している人が多いようです。一方、悪い口コミでは副作用に悩んで挫折してしまったという方がちらほら見られます。

費用に関しては、オンライン診療と対面診療(オフライン)で価格が異なる場合もありますが、初回1ヶ月は1万円から2万円で開始できることが多いようです。

医薬品を服用するということで気になる点は多いかもしれませんが、厚生労働省の認可を受けた医薬品を服用するという点は安心感をもたらしますね。

筆者としては、対面診察にて採血などのしっかりした検査を受けてからメディカルダイエットを開始することを強く勧めます。薬はやはり毒にもなり得ることを忘れずに考えるべきです。

以上、「メディカルダイエットの口コミを徹底解説!」でした。

執筆者プロフィール

[名前]たかひろ RT
[学校名・学部名]国立大学医学部保健学科診療放射線技術学専攻
[資格]
  • 診療放射線技師
  • 放射線治療専門放射線技師
  • 医療情報技師
  • 医用画像情報専門技師
  • YMAA薬機法医療法遵守 個人認証
[経歴] 2005年国立大学医学部保健学科診療放射線技術学科を卒業。卒業後は地元の地域中核病院勤務。専門は放射線治療、医療情報。医療に関する記事を中心に多数のサイトで執筆を担当。
[ご挨拶]国家試験に合格し、地元に帰ってからは一心不乱に自己研鑽。経験を積み、放射線治療と医療情報の専門資格を取得しました。病院では患者様にわかりやすい検査説明に努め、執筆活動でも活かしています。

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